鹿児島 秀円 薩摩大島紬

 

我が国に於いて、最も長い歴史と伝統をもつ織物

大島紬の起源は、1800年以上前にさかのぼり、我が国に於いて、最も長い歴史と伝統をもつ織物です。
その工程は、大きく分けて30数工程あり、図案に始まり織り上がるまで半年近くかかり、一つ一つの工程が、非常に複雑で高度な熟練した技術が要求されます。
本場大島紬は、細かい絣糸が地模様を作っています。以前は絹糸を芭蕉の糸で手括りして絣模様を作っていましたが、明治40年頃から締機による織締絣の方法を採用するようになり、世界に類をみない本場大島紬独特の精緻な絣模様ができるようになりました。

「大島紬 秀円」では、現代感覚にあった美しい色合いを表現した作品を制作しております。
薩摩織は、大島紬秀円ランコントルの代表であり、伝統工芸士でもある重田茂和氏が長年の技術を培い、大島紬の感性を融合させたオリジナルの織物生地です。
長い歴史がある大島紬のDNAを色濃く受け継ぎながら、現代のファッションにも合うようにアレンジされた本場大島紬の素晴らしさに、ぜひ触れてみて下さい。