唐戸 上喜撰

 

「泰平のねむりをさますじょうきせん、たつた四はいで夜も寝られず」

上記の歌は、幕末の黒船来航時に流行した、黒船を象徴する「蒸気船」と、宇治の高級茶「上喜撰」をかけた狂歌です。
その上喜撰をたった四杯飲んだだけで、つまり蒸気船(黒船)が四隻来航しただけで、夜も寝られなくなるほど慌てふためいているとは情けない、と幕府を皮肉った内容となっています。
「茶」は幕末当時、重要な輸出品であり、開港貿易を担った横浜では、宇治茶がその多くを占めていたそうです。
唐戸商会では、その当時に販売されていた緑茶、「上喜撰」をイメージしたオリジナルティーを開発いたしました。
当時に想いを馳せ、宇治茶を原料に、まろやかな滋味深い味わいに仕上げました。